【中学受験・夏のメソッド】「分かれ目は小6の夏にあった」 早稲田を目指した親子が明かす意外な「夏の反省点」とは

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「第三次中学受験ブーム」真っ只中。今年度の志願者数も過去最高水準に留まるとみられているが、その勝負の分かれ目の一つといわれているのが、「夏」だ。第一志望の早稲田実業には不合格ながらも、第二志望群には合格することができたというとある親子は、夏をどう過ごし、何を反省し、何をやって良かったと感じているのか。

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「去年の夏は親子ともども大変でした。良かったことと反省点、どちらもありますね」

 どこか晴れやかな表情も見せながらそう話すのは、首都圏在住、今年私立中学校に進学した息子を持つ40代の男性、井上康太氏(仮名)。

「第一志望の早稲田実業には残念ながら合格できなかったものの、第二志望群の一校には合格することができ、今は息子も充実した中学生活を送れているようです。結果的には、息子に合った良い学校に巡り合えたなという気がしています」

 同氏曰く、「勝負の分かれ目は小6の夏にあった」――。そんな井上家の夏の過ごし方は、これから“新たな夏”を迎えるご家族にとっても、ヒントとなることが多いはず。以下、一つの体験談に耳を傾けてみよう。

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