「会った瞬間に“絶対売れる”と感じた」 原菜乃華が「あんぱん」出演前に見せていた圧倒的存在感

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 放送開始から3カ月以上が過ぎ、後半に差し掛かったNHKの朝ドラ「あんぱん」。今田美桜(28)演じるヒロインは3姉妹の長女で、次女は昨今人気の河合優実(24)。そして、三女役の原菜乃華(21)が今、頭角を現している。実は彼女、相当な肝っ玉の持ち主で、かねて大出世しそうな雰囲気を漂わせていたという。

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「断トツで目立っていた」

「あんぱん」は、絵本シリーズ「アンパンマン」を生んだ作家のやなせたかし氏と、妻の暢(のぶ)氏をモデルにした夫婦の物語だ。

「目下、今田演じる男勝りの朝田のぶが、地元高知県の新聞社で戦後初の女性記者として奮闘しているところです。北村匠海(27)演じる心優しき画家志望の柳井嵩(たかし)との結婚にはまだ至りませんが、評判は上々。7月2日には番組最高となる平均世帯視聴率17.8%(関東地区)を記録しました。その後も17%前後を保ち、総じて視聴率は上向き傾向です」(スポーツ紙記者)

 民放キー局のプロデューサーが見るに、好調の理由は原その人にあるという。

「まさに7月2日、原演じる三女が“ウチ、東京に行きたいがよ”と次女に打ち明ける見せ場が設けられていました。歌が大好きな三女は、上京してラジオ『のど自慢』に出たいと言います。天真らんまんなキャラクターは朝の放送時間にぴったり。翌3日も原がほぼ主演と言っていいほど、断トツで目立っていました」

 そんな折も折、4日にはORICON NEWSの「2025年上半期ブレイク俳優ランキング(女性編)」で原は1位に輝いたのだ。

15歳で言い放った“名言”

 東京都出身の原は父、母、妹との4人家族。

「お父さまは旅行関係の小さな会社を経営されています。彼女が中学生くらいまでの間、いつも二人で川沿いをジョギングしていまし た」(実家の近隣住民)

 芸歴は長く、6歳にして子役デビュー。その後、前所属先の研音が育成部門を一時的に閉じたことで2018年、現所属先のトライストーン・エンタテイメントに移籍した。

 同社の担当者に聞くと、

「当時、15歳だった原本人がわが社への移籍を希望したそうです。ウチの山本又一朗会長(77)が面接の際に“君は若いから、すぐにたくさんのチャンスを与えるつもりはない。芝居を見る勉強期間も必要だ”と伝えたら、本人は“それでも構いません。私は本物になりたい”と言い放ったと聞きました。肝が据わり、やる気に満ちていたので、採用を決めたといいます」

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