「会った瞬間に“絶対売れる”と感じた」 原菜乃華が「あんぱん」出演前に見せていた圧倒的存在感
「とにかく真面目」
本物になりたい――。15歳にしては大した弁、なかなかの名言である。前出のスポーツ紙記者によれば、
「原にとってはトライ社に入ったことが功を奏したと思います。男の役者集団というイメージが強い同社は、彼女の入所当初は女優が少なかった。そこで女優部門を伸ばすため、20年を過ぎた頃から彼女を積極的に売り込むようになったのです。23年にはNHK大河『どうする家康』にも出演。徳川家康の孫で、豊臣秀頼の妻となる千姫を演じました」
原の出演作で、昨年から公開・配信が始まった映画・ドラマ「推しの子」のスミス監督はこう言う。
「彼女の素顔はオタクで、アニメに詳しかったと思います。スタッフとよくそういう話をしていた。お菓子はしるこサンドが好きでした。仕事についてはとにかく真面目で、浮ついたところがない。『推しの子』ではアイドル役を演じていただきましたが、歌も踊りも経験がないのに、1カ月ほどの間にキチッとこなせるようになっていました。会った瞬間に“この人は絶対に売れていく”と感じさせる強さがありましたね」
すでに“本物”の風格か。