「運動会や遠足の日を待つような気持ち」 元NHK名物実況アナが明かす“相撲愛”
藤井康生アナ、インタビュー第5回
元NHKの藤井康生アナウンサー(68)は40年間、大相撲の実況を担当してきた。きっかけは、大学の就職課の掲示板で偶然、見つけたNHKの局員募集だったという。北海道・北見での新人時代、今も変わらぬ大相撲への“愛”を語ってもらった。(全5回の第5回)
***
もともと、アナウンサーになりたかったわけではなかったんです。大学4年生の秋、周りの友人が就職の内定をもらい始めている中、私は全く就職について考えていませんでした。
そんな時、たまたま大学の就職課の掲示板で、NHKの局員募集を見つけたのです。...

