富山弁で落語するのが「一番幸せ」 月に1度、故郷に帰る「立川志の輔」71歳の原点
毎日お祭りかと思うほどににぎわう商店街。というわけではない富山県富山市のアーケード通り。殊に中心地から離れて末端に行くほどに閑静さを増してゆくそのあたりに、「てるてる亭」という小さな演芸ホールがある。キャパは266席。そこはいつ通っても人気がなく、暗い。なのだが月に1度だけパッと明かりが灯り、ハッピ姿の人に迎えられて、どんどんお客が吸い込まれてゆく。こんな日は、立川志の輔(71)がここにいるのだ。そう、あの立川志の輔がこの小さなホールに!
なぜだ?
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