【べらぼう】福原遥が演じる花魁「誰袖」 本当に田沼意次の長男に身請けされたのか

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「三人の女」とはだれか

 NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第26回(7月6日放送)のサブタイトルは「三人の女」だった。「三人」とは、1人は蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)の妻になった「てい」(橋本愛)で、もう1人は吉原の十文字屋の花魁、誰袖(福原遥)に違いない。

 では、もう1人はだれだろう。この回から登場し、蔦重の日本橋の店に住みついた蔦重の実母「つよ」(高岡早紀)だと考えるのが順当だろう。この実母については、蔦重の菩提寺の正法寺(東京都台東区)にある供養碑に刻まれている。...

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