「新宿タワマン刺殺」裁判傍聴ルポ 和久井学被告はなぜ犯行現場に「バイアグラと催涙スプレー」を持参したのか 検察は「疑似恋愛と認識していたはずで結婚詐欺ではない」
昨年5月、東京・新宿のタワーマンションの敷地内でガールズバー元経営者A子さん(当時25)が殺害された事件の「裁判傍聴ルポ」後編。被告人質問で、検察官は和久井学被告(52)が語ったストーリーの「疑問点」を鋭く突いた。(前後編の後編)
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【「新宿タワマン刺殺」裁判傍聴ルポ 被害女性は「ナメクジ以下でも貸してくれるサラ金に行け」と和久井学被告を罵倒しながら貢がせていた “落ち度”は酌量されるべきか】からの続き。
前編では弁護人による被告人質問の最中、和久井被告が急に泣き出して質問に答えられなくなり、休廷を挟んだところまでを伝えた。...