今年は“超高校級左腕”が登場! 普通の公立高から突然、ドラフト候補が出てくる「愛知県立高校」の凄み
7月に入り、夏の甲子園出場を目指す高校野球の地方大会が本格化する時期になった。今年も全国各地に将来が楽しみな逸材がいるが、その中でもサウスポーでナンバーワンと言われているのが、芹沢大地(高蔵寺)だ。最速150キロを超えるストレートを誇る“超高校級左腕”で、4月にはU18侍ジャパン強化合宿に召集されている。その実力に加えて、話題となっている要因の一つが所属チームにある。【西尾典文/野球ライター】
芹沢がプレーしている愛知県立高蔵寺高校は、現在、社会人野球で活躍している井村勇介(Honda鈴鹿)がエースだった2014年夏に愛知大会の準々決勝に進出しているものの、これまでに甲子園出場はなく、県内でも強豪ではない。...

