23歳アイドルの悩み「どうやったらバズるんだろう」 楽屋に「スマホスタンド」が当たり前
Taskらしさ貫く
23歳を迎えても「最近は可愛い路線が流行りますが、ストイックに汗かいてバシバシ踊るのがTaskのライブなので、私たちの良さは貫いていきたいですね」と、10年目ならではの譲らないプライドもある。一方で、果たしていつまでアイドルでいられるか? この現実的な問いにも、メンバーへの思いをにじませた。
「3人が『やりたい』って思いが一致する限り続けたいです。誰か1人でも『違うことに挑戦したい』って思ったら、卒業かなと思います」
それでも、ステージへの思いは強い。6月7日にも日比谷野外音楽堂で結成10周年のキックオフワンマンライブを開催したばかりだ。そして故郷の埼玉に“凱旋”したい場所もある。
「コロナが拡大した時、さいたまスーパーアリーナで無観客の配信ライブをしました。その時にSSAの偉い方に『今度は有観客で待ってるね』って言っていただいて、ずっとライブにも来ていただいているので、SSAに帰ってライブをやりたいです」
原宿でのスカウト以来、人生のおよそ半分をアイドルとして生きてきた。いまやTask have Fun自体がかけがえのない存在になったという。
「今回の写真集でも『最高傑作』と呼んでいただきましたし、ファンの方から『ふうちゃんはやっぱり最高傑作だよね』と言ってもらえることも増えて、やってきてよかったなと思います。何度か映画やドラマにも出させていただいたのですが、演技ももっと磨きたいですし、これからも誰かの人生の思い出になってもらえるよう生きていきたいですね」
Task have Funを支えてくれる人々、そして表舞台を去ったかつての戦友たちの思いも背負って、これからも大きなステージを目指していく。
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前編【「背中に何もつけないで大胆に」 23歳アイドルが“大人な”写真集 デビュー時の仰天エピソード】では、熊澤が写真集への思い、デビュー時のエピソードを明かしている。
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