“憧れの人”さんまの前で結婚を告白 「バッテリィズ・エース」現代版おバカキャラの魅力
制御不能
昨年末の「M-1グランプリ2024」で準優勝を果たしたバッテリィズのボケ担当であるエースが、結婚していたことを発表して話題になっている。彼がそれを明かしたのは6月14日放送の「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演したときのことだった。
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彼の話によると、実は一昨年に結婚していたのだが、一般人である妻から「できれば言わないでほしい」と言われていたため、ずっと秘密にしていたのだという。ライブ中心の生活を続けているうちは、それでも問題は起きなかった。
ただ、「M-1」以降にテレビの仕事が増えてくるにつれて、プライベートの話を振られることが多くなり、そのたびに結婚を隠して嘘をつかなければいけないことを心苦しく思うようになった。特に、彼にとって一番の憧れの人である明石家さんまに対しては、嘘をつくのが申し訳ないと思う気持ちが強かった。そのため、「ヤングタウン土曜日」でさんまを前にして結婚の事実を明かした。
バッテリィズは、エースの明るく無邪気な「おバカキャラ」を生かした漫才で注目を集めた。漫才の中では、彼に知識がないことが原因で次々にピントが外れた受け答えをしてしまうのだが、その外れ方があまりに絶妙でついつい笑わされてしまう。
漫才の中のエースのキャラクターは、実際の彼の姿に近い部分がある。実際にエースが話していたことがネタにも盛り込まれているという。ただ、彼がいわゆるクイズ番組でとんちんかんな答えを出してしまうような「おバカタレント」に近いのかというと、それとは少し違う気がする。
おバカタレントが大ブレークして一時代を築いたきっかけは「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)という番組だった。この番組では、つるの剛士、上地雄輔、スザンヌ、木下優樹菜といった面々がクイズに対して珍回答を連発して、司会者の島田紳助がそれをイジって笑いにするのが定番になっていた。彼らはおバカタレントと呼ばれ、この番組で注目されるようになった。
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