【べらぼう】江戸に「灰の雨」が降る…近くに火山はないのに 史実が語る“東京に積もった火山灰”
日本橋に降り積もる灰と格闘する蔦屋重三郎
吉原で小さな書店を営んでいるにすぎなかった蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、売れっ子作家を大勢かかえ、ヒットを連発した挙句、いよいよ一等地の日本橋に進出する。第24回「げにつれなきは日本橋」(6月22日放送)では、日本橋通油町で売りに出されている地本問屋(江戸で出版された草紙や浮世絵など娯楽性が高い本をあつかう出版業者)の丸屋を買い取ろうとするが、先代の娘である女将「てい」に拒まれる。
だが、第25回(6月29日放送)では、蔦重はいよいよ丸屋を手に入れ、それどころか、橋本愛が演じる「てい」と結婚することになる。...