国会を抜け出して美容整形クリニックで3時間も… 三原じゅん子大臣の行動について24歳年下の夫を直撃すると
「三原さんが出席できなかったら処分の対象になったはず」
範を垂れるべき閣僚としての自覚に欠けるのはもちろん、国権の最高機関たる国会を軽視しているとの謗りも免れまい。政治アナリストの伊藤惇夫氏が言う。
「自民からすれば物理的、時間的に“採決には至らないだろう”との見通しがあったのでしょう。それでも禁足となれば従うのが当然。今回、もし採決となって三原さんが出席できなかったら処分の対象になったはずです。選挙には非常に強いのですが、タイプとしては元ヤンキー。彼女には、そんな印象しかありません」
70年代、ツッパリ少女役で人気を呼んだ三原大臣は、1987年には写真誌のカメラマンに暴行して逮捕されるという役柄通りのアクションを見せていた。雀百まで踊り忘れずで、還暦を過ぎたからといってそうした浅慮が必ずしも改善されるものではなく、今回の一件も、それを如実に物語っているといえよう。
24歳年下の夫に直撃すると……
横浜市にある三原大臣の自宅を訪ねると、私設秘書で24歳年下の夫・中根雄也氏が現れた。小型犬を連れて散歩に出ようとする彼によれば、大臣は不在だとのこと。ほえ続ける犬をなだめつつ笑顔で取材の趣旨に耳を傾けていた夫は、途中から表情がこわばり、
「その内容を文書で頂けますか」
と言い出す始末。あらためて三原大臣の事務所に尋ねると、
「財務(ママ)金融委員会での質疑は終局しており、13時からの本会議については実際の開会時刻が確定していない状況でしたが、動きがあれば直ちに対応できるように参議院自民党事務局と連絡を密にとり、参議院自民党事務局の許可を得た上で外出しておりました」
との回答だった。国民の重大課題より自らの「メンテナンス」が大事な“こども”担当大臣。無用の長物と言うほかない。
前編【三原じゅん子大臣が国会を抜け出して「美容整形クリニック」に行っていた! 「国会周辺での待機」指示も、アンチエイジングへ】では、6月21日に三原氏が国会を抜け出して美容整形クリニックに赴き、3時間滞在していた問題について報じている。




