国会を抜け出して美容整形クリニックで3時間も… 三原じゅん子大臣の行動について24歳年下の夫を直撃すると
コロナ治療計画で“話題”に
さて「SBCメディカルグループ」といえば、20年の新型コロナウイルス禍のさなか、政府が進めていた東京五輪用プレハブ宿舎を用いた「コロナ治療」計画の運営主体に“内定”していた業者である。
これについては本誌(「週刊新潮」)でも報じており、当時“呼吸器系が専門ではないSBCがなぜコロナに”などと訝しがられていたのだが、そこには計画を強く推してきた菅義偉官房長官(当時)とグループ創業者の相川氏が昵懇(じっこん)の間柄だという“事情”があったのだった。
この計画は結局、日の目を見ることはなかったものの、こうした形で政府のプロジェクトを受注すべく画策してきた医療機関のトップと、三原大臣は長きにわたって交流を続けてきたことになる。
「禁足の重要性を甘く見ていたのかもしれない」
さかのぼれば昨年秋、党総裁選において三原大臣は、同じ神奈川選出で自身の“後ろ盾”でもある菅氏の意向に忠実に従い、結果、石破政権誕生に尽力した論功行賞として初入閣がかなったとされている。政治ジャーナリストの青山和弘氏も、
「菅グループから誰かを入閣させようとなった時に、参院で当選3回の三原さんは“丁度よい”となったのでしょう。ですが、少子化の分野に造詣が深いという話は聞いたことがない。他に任せられるポストがなかったのだと思います」
としながら、
「こども家庭庁を所管しているのに大臣としての政策や働きぶりがさっぱり見えず、まるで存在感がありません。そもそも入閣前から、記者をはじめ他人とは交流しないで距離を置く“秘密主義”を貫いている。元女優だという意識がいまだに強いのでしょう。今回の土曜国会での行動については、禁足の重要性を甘く見ていたのかもしれません」
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