大谷「二刀流復帰」のウラで…ド軍が虎視眈々と狙う“投手ではない”カブスの大物選手とは?
カブスと言えばあの日本人選手も……
「カブスがタッカーとの契約延長を諦めた場合、彼の代わりに外野守備に就くのは、DHにまわっている鈴木誠也(31)でしょう。鈴木の守備がメジャーリーグでは“平均以下”であることは広く知られています。そもそも、ナ・リーグ中地区のカブスと同西地区のドジャースはリーグ優勝シリーズで激突する可能性も高いんです。タッカーが今季終了までカブスに残ったとしても、ドジャースが獲得を狙っていると分かれば、リーグ優勝シリーズでの心理的揺さぶりにもなり、鈴木が外野守備に就くことになれば失点のリスクが高まることになる。今季の鈴木は打撃好調で、6月22日時点で3年連続20本塁打を記録していますが……」(前出・同)
これ以外にも、ドジャースはフラッグディール・トレードを使って、リーグ優勝を争うライバルチームの揺さぶりも始めている。
米メディア「Athlon Sports」によれば、マーリンズの主軸投手で22年サイ・ヤング賞も受賞したサンディ・アルカンタラ(29)を、フラッグディール・トレードで獲得を狙っていると伝えていた。昨季はトミー・ジョン手術で全休、今季は15試合に登板して4勝8敗と苦しんでいるが、「Athlon Sports」は「ドジャースのマーク・プライアー投手コーチなら蘇らせることが出来るだろう。16日か17日に交渉があったようだ」と報じていた。
16日は大谷が投手復帰した日でもある。全米の野球ファンの目が大谷に向けられていたころ、ドジャースは動いていたということか。ワールドシリーズ連覇を目指すチームの強かさだろう。「悪の帝国」と呼ばれる所以もここにある。



