「参院選の比例票500万割れも否定できない」 “勝率100%”の都議選で敗れた公明党が直面する2つの懸念
22日に投票が行われた東京都議会議員選挙。都民ファーストとの第一党争いに敗れ、過去最低の議席数となった自民の負けっぷりが注目されているが、しかし“大敗者”はそれだけではない。3人の落選者を出した公明党にこそ、重大な危機が訪れているのだという。
***
歴史的惨敗を喫したのは、自民党だけではなさそうだ。8回連続で全員当選を果たしてきた公明党が、36年ぶりに落選者を出すことになったのだ。
全国紙記者によると、
「『勝率100%』をなんとしても維持したかった公明党は、現有議席から1人少ない22人に擁立者をしぼり、9回連続の全員当選を目指していました。...