紀子さまの「私は恐れるものはありません」ご発言の“真意”とは 職員へのご指導はエスカレート「対人関係を“勝ち負け”という尺度で測られている」

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〈お母さまが間違っていますよ〉

 筑波大学に通われる秋篠宮家の長男・悠仁さまは、19歳となられる9月6日、晴れて「成年式」に臨まれる。皇室の一大慶事であり、世間は祝賀ムードに包まれること請け合いだが、そんな折に母上の紀子妃(58)は、ご真意を測りかねるお言葉を漏らされているという。

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 式が近づけば、悠仁さまは所作などを確認される予行演習の「習礼(しゅらい)」にも臨まれ、ご多忙の日々が続く。そんな中、ご一家を切り盛りなさる紀子妃は、宮邸で日々の業務にあたる職員らに、ご指導が熱を帯びて苛烈なお言葉を投げかけられることもあるという。これについては本誌(「週刊新潮」)でも既に報じており、ある時はその場に居合わせられた悠仁さまが、間を取りなすように紀子妃に向かって、

〈それはおかしい。お母さまが間違っていますよ〉

 と進言されたこともあった。紀子妃は口をつぐまれ、職員はこの上ないお力添えによって難所を切り抜けたわけだが、むろん悠仁さまが絶えずお近くにいらっしゃるわけではない。

「期日を決めたはずでしょう。何をしているのですか」

 さる宮内庁関係者によれば、

「成年式が近づくにつれ準備の作業は慌ただしくなっていきます。宮邸でも目下、紀子さまが中心となって職員らに業務を割り振られており、ご自身が目標として定めた期限が近づくにつれ、『あれはどうなっていますか』と、しびれを切らされたご様子のお尋ねが目立っています」

 とのことで、

「もし職員が『まだめどが立たないのですが』などと答えようものなら『期日を決めたはずでしょう。何をしているのですか』と、容赦のないお言葉が浴びせられるのです」(同)

 こうした場面は、日を追うごとに増えているといい、

「紀子さまからすれば、ご自身が全体のディレクションを執らなければ何も始まらない、といった責任感に基づくお振る舞いなのでしょう。ですが当の職員らにしてみれば、いつ呼ばれてご指導を受けるのかと気が気でない。日々のモチベーションにも影響が出かねません」(同)

対人関係をおしなべて“勝ち負け”という尺度で測られているご様子が

 紀子妃とのやりとりにおいては、以下のような“特徴”が見られるというのだ。

「紀子さまは、いったん職員に『こうしてください』と指示なさるものの、そのままお任せになることはなく、すべての経緯を把握しようと必ず途中経過の報告をお求めになります。その際、職員から『この方がよろしいのでは』といった提案がなされることもしばしばあるのですが、明らかに有益な案であっても『それは良いですね。ではそのようにしてください』とは、まず仰いません」(前出の宮内庁関係者)

 代わりに紀子妃は、

「『どうしてそう思うのですか』と質され、細部についても『そうではなくてこうでしょう』などと詰めていかれます。終始、相手をやり込めるような形で、最終的には職員の案と大差がない結論に至ったとしても、あくまでご自身によるオリジナルのご指示としてお出しにならなければ納得なさらないのです」(同)

 その上で、こう指摘するのだ。

「側近を含む職員らとの接し方から、対人関係をおしなべて“勝ち負け”という尺度で測られているご様子がうかがえます。職員らの進言をそのまま受け入れてしまえば、すなわち“言い負かされた"ことになる。そのように受け止められている節があり、お気持ちが許さないのだと思われます」(同)

私はもう恐れるものはありませんから

 周囲へのご指導は苛烈を極めるばかり。一方、40年ぶりの儀式を控えてお気持ちが高ぶられたのか、紀子妃は最近、次のように口にされているという。

 秋篠宮家の事情を知る関係者が打ち明ける。

「紀子さまは先頃、宮邸の中で“私はもう恐れるものはありませんから”と仰っていたというのです」

 耳を疑うような文言ではあるが、この関係者は、

「ご家庭内に皇位継承権を有する男性皇族をお二方擁され、手塩にかけてお育てになった悠仁さまも、無事に大学ご進学を果たされました。その状況で“次代の皇統が移ることになるわが家はこれで安泰です”という意味合いから仰ったお言葉だと聞きました」

 7月24日発売の「週刊新潮」では、愛子さまのことを「あちらのお嬢さま」と呼ばれるなど、紀子さまの天皇ご一家に対する“複雑な思い”などと併せて詳しく報じる。

週刊新潮 2025年7月31日号掲載

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