“ポスト石破”の可能性も? コメ視察で大声援を浴びた「小泉進次郎農水相」これからの展望は 「彼のおかげで参院選の惨敗は免れた、というのがもっぱらの見方」

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「進次郎人気で参院選での惨敗は免れた」

 政治部記者が言う。

「小泉氏が農水相に就いて以来、内閣も党も支持率が上昇し続けている。しかも週明け2日の国会答弁では過去の農業政策についても言及し、事実上の減反といわれたコメの生産調整にも切り込んでいくことを明らかにして、さらに評価を上げた。進次郎人気で参院選での惨敗は免れたというのが、もっぱらの見方ですし、にわかに“ポスト石破”の声も上がってきている」

 コメの視察後、第92回日本ダービーの表彰式にプレゼンターとして登場した小泉農水相は、競馬を所管する農水大臣として優勝馬主に「内閣総理大臣賞」のメダルを掛けた。これで本人もその気になったのだろうか、自身のXでは優勝した騎手に向けてこんなコメントを書き込んでいる。

〈大怪我を乗り越え、雪辱を果たした姿に胸が熱くなりました〉

 父親のあの名言、「痛みに耐えて、よく頑張った。感動した!」を想起させるのだ。
 
 残された備蓄米は30万トン。これが尽きるころ、新米のお値段は――。

撮影・本田武士/西村 純

週刊新潮 2025年6月12日号掲載

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