70分1.5万円…没入型演劇「イマーシブ・フォート東京」に感じたキビしさ オープン2年目で数々の疑問が
東京・お台場から観覧車が消えて久しい。跡地の一角では現在、世界初を謳うイマーシブ・テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が営業している。来場者にも大なり小なりの“演技”が求められると聞いて、興味はあってもなかなか足が向かない、という人も多いのではないか。そんなひとりである消費経済アナリスト・渡辺広明氏が今回、意を決して初訪問。そこで感じた“キビしさ”とは――。
***
約40年前、大学1年の夏休みに、地元である静岡県浜松市の長崎屋(現在のMEGAドン・キホーテ浜松可美店)でお化け屋敷のアルバイトをした。...
つづきを読む