「フワフワッとして、自分が目指していたおっぱいだった」 K-1ファイターの心を射止めたモデル美女が明かす結婚ウラ話 プロポーズの言葉は「名字が欲しい」

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「勝ったらご飯行こう」からの2連敗

 12月のクルーザー級の試合で彼は「勝ったらご飯行きましょう」と誘うも、まさかの1RKO負け。ならばと翌年3月の試合ではミドル級まで30キロも減量し「今度勝ったらお願いします」と挑むも、判定負けで人生初の2連敗を喫してしまう。

 実咲さんは12月の段階で「負けたから本当に行かなかった」彼の印象がさらにアップ。だからこそ3月には「『がんばった会』として行きましょう」と、落ち込む彼を誘い出した。

「今すぐにでも付き合いたい」

 彼女の優しさに「本当は今すぐにでも付き合いたい気持ちだった」彼も「勝つまでは付き合えない。ちょっと待ってて」。8月の試合で階級をクルーザー級に戻し、バックブロー1発で1RKO勝ちを収めた。

 勝ったらリング上でグローブにキスし、リングサイドにいる実咲さんに突き出す約束だったが、照れ臭さからわずか2秒程度で終えてしまう。だがその日の夜、「結婚前提に付き合ってください」。交際申し込みも爽やかに真面目だった。

箱根でプロポーズ

 10月、実咲さんは箱根の温泉旅館を予約し、「日々の練習で疲れる彼を癒やしてあげたい」と出かけた。彼はプロポーズの計画を立て、自身の緊張が極限に達したところで用意した指輪のケースを開き、「名字が欲しい」と彼女に告げた。オレの姓になってくれ、というメッセージだった。

 普段は勘がいいはずの彼女だが、彼を癒やすことにだけ気がいき、求婚は頭になかった。だからこそ泣き過ぎるほどに涙を流した。 

 だが、心残りも。彼女は「本当に全く予期していなかったんで、すっぴん、ジャージ姿だったことです。ちゃんと記念写真が撮れなかった」と苦笑いする。

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