「石破首相に電話で“直言”していた」 「小泉進次郎」が「コメ大臣」に抜擢された理由 叔父は「いつかはやりたいと思っていたはず」

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大臣は子煩悩

「でも、今回は以前のようなことにはならないと思う。だって大臣だからね。自分のやりたい政策がやれる立場なんだから。これは僕の推測だけど、事前に総理や幹事長から、ある程度、了承を得た上で、就任が決まったと思うよ。おそらく『今回は忖度せずにやらせてもらいますよ』といった約束を交わしていると思う。だから就任から間もないにもかかわらず、コメについてツッコんだ方針を示しているんだよ。そうじゃなきゃ、こんな大変な時期に大臣なんて受けないよ」(同)

 大臣は環境相に続いて2度目だが、総裁選に出馬した際、純一郎氏は「若すぎる」と言っていた。

「あれは結局、押し出される形だったから、断れなかったんだと思う。今度、兄と会うから話しますよ」(同)

 妻の滝川クリステル氏も総裁選の出馬に反対していたようだ。

「僕はあんまり直接、そういうことは聞かないようにしているんだよね。大変だろうし、今は子育てに集中してもらってね」(同)

 長男は来年から小学生だ。

「そう。でも、どこかを受験するのかとかもあんまり聞かないようにしているんだ。それぞれの家庭に任せてというか、勝手なことは言わないようにしている」(同)

 進次郎一家の家庭は良好?

「もちろん! 農水大臣になる前は子供との時間も取れるようになって、子煩悩になったから。2人目も生まれてね。ちょくちょく料理作ったりもするらしいよ」(同)

 大臣がオムツを替えたりとかも?

「そりゃ誰だってやることだよ。オレだってやったんだから」(同)

参院選後に正念場

 進次郎氏は子育てに厳しいのだろうか。

「そんなことはないと思う。僕は子供が2人いて、孝太郎と進次郎とは兄弟みたいに育ったし、子供たちに厳しくするなんてことは絶対なかったから。兄にも『子供と会える時間が少ないんだから、あまり(子供に)厳しいこと言わないで』と言っていたし、兄も『分かった』と。だから時間があったら家に帰って、子供らとキャッチボールして東京に戻ったり、そうやって時間を作っていたんだ」(同)

 そうやって育てられた小泉農相だが、自民党内では厳しい対応も迫られるというのは前出の青山氏だ。

「夏の参院選までは党としても協調してコメ価格を下げることに尽力するでしょうが、選挙後はどうなるか。改革を推し進めようとすれば、小泉氏は必然的に森山幹事長とぶつからざるを得ないでしょう。石破首相が政権運営で森山さんを頼っている以上、これは大きな判断になります。森山さんに配慮してある程度妥協するのか、それとも石破さんと小泉さんが組んで森山さんとは決別する覚悟で抜本改革に進むのか。大きな分れ目になるでしょう」(青山氏)

 石破内閣にとって正念場である。

デイリー新潮編集部

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