【べらぼう】尾美としのり「朋誠堂喜三二」、岡山天音「恋川春町」、桐谷健太「大田南畝」強烈な3人の文化人の意外な共通点

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男性機能不全に陥りながら執筆

 NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』では、このところ主人公の蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)の仕事相手、つまり本の書き手がクローズアップされている。

 第18回「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」(5月11日放送)では、朋誠堂喜三二(尾美としのり)に焦点が当てられた。蔦重は喜三二に、翌年の正月に出す青本(表紙が萌黄色の大人向け絵入り読み物)を10冊書いてほしいと頼むが、書けても3冊くらいだと断られる。そこで蔦重は、吉原の女郎屋に「居続け」(連泊)し、1作ごとに店を変えながら執筆する、という方法を提案し、承諾させる。...

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