元祖“国民的美少女”八千草薫さんのあどけない素顔も… 今は亡き昭和の女優たちの「美しすぎる1枚」【写真】

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原節子さん

「晩春」や「東京物語」などの小津安二郎監督作品の出演で知られるほか、「わが青春に悔なし」、「青い山脈」、「めし」などに出演した原節子さん。

 不倫に走る人妻を演じた映画「愛情の決算」監督・主演の佐分利信さんは「原君は美しすぎる。……不潔感を消さなければ、このヒロインは観客の支持を失ってしまうだろう。原君の美しさは、だからこの役にぜひ必要なのだ」とコメントを寄せている。

白川由美さん

 菓子メーカーのキャンペーンガールから東宝のスカウトを受け、「日本のグレース・ケリー」をキャッチフレーズに「ならず者」で映画デビューした白川由美さん。「女探偵物語 女性SOS」の丸林久信監督は「近代的な美しさで東宝・現代劇になくてはならない存在になった」と語っている。

 小津安二郎監督作品「小早川家の秋」などにも出演し、俳優の二谷英明さんと結婚後はテレビドラマでも活躍し、母親役で親しまれた。

山口淑子さん

 中国遼寧省生まれで中国人・李香蘭として満映「蜜月快車」で映画デビュー。「支那の夜」などで女優・歌手として人気に。終戦後に帰国し、改めて女優・歌手の山口淑子の名で日本のみならずアメリカでも活躍した。

 外交官・大鷹弘氏と結婚し一時、芸能界を引退するがテレビ番組司会者で復帰。1974~1992年には参議院議員も務めた。

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