巨人関係者の間で「またギャンブルをやっているのでは、と話題に」 オンカジで書類送検「オコエ瑠偉」が報道後に見せていた“喫煙姿” 「たばこをスパスパ吸いながら一心不乱にスマホを」

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 巨人のオコエ瑠偉外野手(27)が、オンラインカジノで賭博をしたとして書類送検された。期待のドラフト1位入団だったものの、プロ入り後の成績は今ひとつ。そして、今回の不祥事である。大ピンチではないか。

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700万円を賭けて450万円のマイナス

「約4年前、当時の所属先だった楽天の先輩が喫煙所でオンラインカジノをしているのを見て始めた」

 オコエは警視庁の聴取にこう答えたという。

「巨人のチームメイト、増田大輝内野手(31)と共に今月8日、単純賭博容疑で立件されました。球団が今年2月、オンラインカジノの利用者に申告を呼びかけたところ、彼らが名乗り出たといいます。“自首”したことで不起訴処分になると見られていますが、オコエは合計で約700万円を賭け、450万円のマイナスだったそうです。当時年俸1000万円程度だった彼にとっては大金のはずですからね。金銭感覚がおかしい、と言う人もいます」(社会部記者)

 スポーツ紙記者によれば、

「ナイジェリア人の父を持つオコエは、高校時代から強肩と俊足を生かした守備で鳴らし、異次元の才能を持っていると評されました。しかし、2016年にドラフト1位で楽天に入団して以降、これまで一度もシーズンを通して1軍で活躍したことがありません。度重なるけがに泣かされてきましたが、こらえ性がなくサボりがちだと、精神的な未熟さを指摘する声もあります」

 巨人に移籍したのは22年12月。そのわずか1カ月後、暴力団組員が参加する宴会に呼ばれ、その場で傷害事件が起きていた、と「週刊新潮」が報じたこともあった。

悪びれる様子もなく元気いっぱい

 昨シーズンは自己最多となる68試合に出場。ところが、今季もまた故障に見舞われてしまった。

 巨人関係者が言う。

「今月2日、球団はオコエが右肘の手術を受けていたことを公表しました。“ネズミ”と言われる関節内遊離体を摘出する手術で、さほど深刻ではありませんが、試合復帰までに2カ月程度かかるようです。現在は東京・稲城市のジャイアンツ球場でリハビリ中です」

 そんな中での書類送検である。何とタイミングが悪いことか。「常に紳士たれ」のチーム憲章で知られる巨人。この種の不祥事を最も嫌う球団であることは言うまでもない。もっとも、

「特に悪びれる様子もなく、元気いっぱいで皆とじゃれ合っていましたね」

 と、関係者が続ける。

「今回の件が報じられた後、ジャイアンツ球場の喫煙所で彼がたばこをスパスパ吸いながら、何やら一心不乱にスマホをいじっている姿を目撃しました。オンラインカジノは、楽天時代に先輩が喫煙所でやっているのを見て始めたわけですよね。それを思い出して、冗談半分で“もしかして、またギャンブルをやっているのでは”と、関係者の間で話題になっていました」(同)

 さて、肝心の今後について言えば、

「制裁金を支払ったことで、球団からもそれ以上のおとがめはないようです。とはいえ、オコエは原辰徳前監督(66)が獲得した選手で、24年シーズンから就任した阿部慎之助監督(46)にとっては、特に思い入れがない。けがから復帰した後、よほどの成績を残さないと来シーズンの契約は危うい」(同)

 とにかく一から出直すつもりで頑張らないと。

週刊新潮 2025年5月22日号掲載

ワイド特集「若葉の季節」より

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