「暴走族を束ねていた」と周囲に語っていた、立川・小学校襲撃の46歳 呼びつけた母親との関係は
「いじめ」の真相は
低学年の児童同士のことでもあり、今回の発端となった「いじめ」の真相はいぜん藪の中。が、いかにわが子かわいさゆえとはいえ、母親の行動は「モンスターペアレント」そのものである。同小では毎年クラス替えが行われており、ある2年生の男児は、こう話してくれた。
「(今回のトラブルの当事者である)二人の女の子は1年生の時から同じクラスで、ずっと仲良しです。ままごとをして一緒に遊んでいるのを何回も見たことがあります」
警視庁担当記者が言う。
「けが人も多いので、示談がまとまって釈放というのは考えづらい。現在のところ警察の方針に従って各社とも匿名で報じていますが、起訴されれば氏名が公表されるかもしれません」
事件当日の夕方に会見した市教育委員会は、
〈侵入は想定を超えていた〉
そう述べていた。あらためて尋ねると、
「けがを訴えている人は報じられている通り5人ですが、それ以外にも、男らともみ合う中で被害にあった教職員は複数人います」(事務局教育部指導課)
狼藉者は、しばらくホームグラウンドの繁華街には戻れそうにない――。 前編【「クラブ店長にヘッドロック」「繁華街では有名人」 立川・小学校襲撃の46歳の地元での悪評】では、“主犯”のAの地元での悪評について報じている。