【べらぼう】染谷将太演じる「喜多川歌麿」 最下層の過酷な半生はどこまでが史実なのか

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謎の少年「唐丸」が歌麿だった

 染谷将太が演じる喜多川歌麿がいよいよ登場した。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の第18回「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」(5月11日放送)。

『べらぼう』の初回放送の冒頭で、明和9年(1772)2月29日に起きた「明和の大火」の模様が描かれ、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)が火事の現場から一人の少年を助けた。このとき記憶を失って、自分の名前もわからないという少年に、自分の幼名「唐丸」を名乗らせた蔦重。少年は画才を発揮し、蔦重は「おまえを当代一の絵師にする」と約束したが、邪魔が入って少年は姿を消していた。...

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