「フジの新幹部に書類送検の過去」「デートを断った後輩女性を叱責した反町氏は処分されず」 株主総会を前に問題山積のフジテレビ

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「ハラスメント事案と判断するには至らなかった」

 フジテレビに反町氏の現在の勤務形態と和菓子購入代金の経費申請は事実かと問うと、

「取材活動の詳細についてはお答えしていません」(企業広報部)

 反町氏を18年時に処分しなかった理由については、

「当時は、ハラスメント事案と判断するまでには至らなかったようですが(中略)上長から厳重注意をしました」(同)

 と回答した。

鈴木氏の書類送検の過去についても事実確認を求めると、

「約20年前、そのような事案があったことは把握しており、本人は起訴猶予となっております」(同)

 ダルトンは、実業家の“ホリエモン”こと堀江貴文氏(52)にも接触していたことが堀江氏自身によって明かされるなど、フジの大改革に向け、「今後もあらゆる手に打って出る構え」(前出の外資系ファンドの日本人幹部)とみられている。

週刊新潮 2025年5月1・8日号掲載

特集「6月の株主総会は大荒れ必至 中居事件の当日、『亀山千広BSフジ社長』がやらかしたコンプラ違反」より

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