悠仁さまご入学の筑波大、警備強化で学生から「ダル過ぎ」の声 「隠し撮り写真」が中国で拡散される問題も…「暴漢なら十分凶行に及べる距離」

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監獄のような雰囲気

 件の建物は、窓のほとんどに鉄格子がはめられていることも相まって、まるで監獄のように見えるとの声もある。立入禁止のエリアには、事件事故の現場などで規制線として用いられる黄色いテープが張られ、大学には場違いな雰囲気を醸し出しているのだ。

 別の現役学生に聞くと、

「学食の横にはテラスがあるのですが、出入り口が閉鎖されてしまった。そこでパソコン作業をしたかったのですが、面倒だったのでキャンパスの原っぱで作業をしていました。裏口あたりでは監視カメラの工事をしているので音が響く。脚立を伸ばして、作業員が天井あたりをいじっていましたね」

「あっちこっちに監視の目があるような気がして……」

 筑波大の近隣に住む住民によれば、

「これまで大学には住民も普通に入れて、学食や学内のパン屋へ行く人も多かった。そのパン屋はつくば市の隣の下妻市に本店があってね。ここからだと距離があるので、学内の支店に買いに行く人も多かったけど、今は気軽に入れません。昼間にもパトカーを頻繁に見るようになったしね。地元民からすれば、あっちこっちに監視の目があるような気がして迷惑しているよ」

 入学式の夜には、こんな出来事もあったそうだ。

「22時ごろ、暴走族が集まって来てね。普段から何か悪さをするわけではなく、大学横の通りをバイクで走るだけだけど、この日はいつもの何倍も騒いでいた。警備が厳しくなったことで、反発する気持ちが強くなったのかしらね」(同)

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