「実はオートロック付きマンションが狙われる」 トクリュウ強盗の意外なウラ側 元留置場看守が“犯罪者目線”で解説
就職や進学、転勤などで新生活がスタートする時期は空き巣や窃盗の被害が増えるという。春の陽気や気忙しさで緩む防犯意識の隙を突かれるからだ。元大阪府警の警察官で全国防犯啓蒙推進機構の折元洋巳理事長が、目からウロコの最新防犯対策を指南する。
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私は警察官として20年間にわたって奉職した。その間、1000人を超える犯罪者と接したが、その大半は留置場での勤務中に出会った連中だ。
うすら寒く殺風景な留置場に身を置いていると人恋しくなるのか、彼らは意外なほどたやすくホンネを口にする。...

