「絶対死なせてくれよ、頼むな!」 “自殺実況テープ”を聞いたジャーナリストが「いまだに説明がつかない」と語る“ゴーッという激しいノイズ”の正体
“死出の旅路”を実況中継
ネット上では都市伝説のように語られることもある「自殺実況テープ」。ある男性が自ら命を絶つまでの一部始終を録音した音源については、その存否を含めて様々な噂が飛び交ってきた。だが実は、このテープは実在するのだ――。
テープを録音したのは、当時50歳だったA氏。1994年11月、東京都葛飾区の公団賃貸マンションで妻と娘を殺害したA氏は、その後、長野県のホテルで自死を遂げる。問題のテープは、妻子を殺したA氏が日本各地を車で転々としながら録音し、そして、最期の場面に至るというもの。...