”本名を偽って不倫”の一回生議員が謝罪した日に「山尾志桜里氏」の出馬報道…日本国民は“不倫まみれ”の「国民民主党」をどこまで許容するのか

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Xで玉木氏の不倫を「擁護」していた菅野氏

 もう一人、国民民主の不倫議員で忘れてはならないのが、代表の玉木雄一郎党首。昨年11月、写真週刊誌「FLASH」が、元グラビアアイドルで「高松市観光大使」の小泉みゆきとの密会不倫を報道した。玉木氏は報道を「概ね事実」と認め、役職停止3カ月に処されたことは記憶に新しい。

 こうして並べてみるとわかる通り、今の国民民主党は人気はあれど”不倫まみれ”なのである。政策が国民に受け入れたとしても、3人も「不倫議員」や「元不倫議員」がいるイメージの悪い党が今夏、本当に野党第一党に躍り出るような展開になるのだろうか。

「平岩氏の話はこれから詳細が明らかにされるのでどうなるかは分かりませんが、もう一つや二つの不倫で議員生命が絶たれるような時代は終わったのかもしれません」

 こう語るのは永田町関係者だ。

「不倫記事が出た後のネット民の反応も、『プライベートの問題だから』と擁護する向きがここ数年で増えてきました。現に、玉木さんはあれだけド派手な不倫をしながらも、代表に返り咲き、党を引っ張り続けています。自分に迷惑をかけたわけでもないし、仕事さえきっちりしてくれればいいという考えの有権者が増えたのかもしれません」

 菅野氏は昨年11月、不倫が発覚した玉木氏についてSNSでこう擁護していた。

〈政治家のプライベートを進退に直結させると、「そして誰もいなくなった」になってしまうから、政策実現・政治改革のためにも、玉木さん辞任とならなくてよかったと思っています。政治家に限らず、私生活を理由に問答無用で職業人がキャリアを奪われるようなキャンセルカルチャーも、日本の活力をどんどん奪っていく。

 私は「男性より女性の方が割を食う」論には立たないけれど、「だから平等にどっちもキャンセル、どっちにも制裁」が最悪で、「基本、皆がキャンセルされず活用される社会」が建設的だと思う派です〉

デイリー新潮編集部

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