「別れさせた息子の元カノと結婚」 24億円ワイロで捕まった中国銀行会長の乱れっぷり 「仕事を口実に女性を呼びつけて、長時間部屋にこもっていた」
唐の皇帝玄宗は、息子の妻だった楊貴妃を気に入り、自らの伴侶とした。
そんな故事を思わせる“現代版玄宗”が中国を騒がせている。
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発端は2023年に発覚した贈収賄事件だった。
同年まで中国銀行会長と中国共産党委員会書記を務めていた劉連舸(63)なる男の収賄が発覚。さらに党中央規律検査委員会で道徳腐敗と家庭風紀の乱れを指弾され、党籍剥奪と公職追放の処分を受けた。そして先ごろ、この“家庭風紀の乱れ”が、“息子の交際相手を妻に娶る”という所業だったと報じられたのである。...