「僕は忘れられたゴルファーだった」 マスターズ惜敗でも“最高にイイ奴”だった「ジャスティン・ローズ」は復活した元天才少年

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真っ先に歩み寄ったローズ

 シーズン最初のゴルフのメジャー大会、マスターズの優勝争いは、北アイルランド出身のローリー・マキロイ(35)と英国出身のジャスティン・ローズ(44)のサドンデス・プレーオフにもつれ込み、1ホール目の18番で1メートルのバーディーパットを沈めたマキロイの勝利で幕を閉じた。

 2011年マスターズ最終日に勝利ににじり寄りながら後半で大崩れして以来、マスターズ制覇は、マキロイの悲願だった。そして、他の3つのメジャー・タイトルをすでに手に入れていた彼にとってマスターズでの勝利は、メジャー4大会すべてを制覇するキャリアグランドスラムの達成を意味していた。...

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