記者団の真ん前で大粒の涙、しゃがみ込むと背中を震わせて号泣…「松山英樹」21年マスターズ優勝までに流した涙の記録
いつものように練習して、試合でやるだけ
マスターズ前週のテキサスオープンの際も、松山は「なんで自分はこんなに怒っているんだ?」と気づき、我に返ることができたそうだ。そして、「今週はミスを受け入れていこう」と心に誓いながらマスターズに臨んだ。
だからこそ松山は、オーガスタ・ナショナルでの4日間は、柔和な表情、前向きな姿勢を保つことができ、ミスしても立て直し、その結果、グリーンジャケットを羽織ることができたのだ。
「努力というより、ゴルフが好きでうまくなりたい、勝ちたいという気持ちでやっている。これからもいつものように練習して、試合でやるだけです。でも、このマスターズでメンタル面が良かったことは、忘れないようにしたい」
「あの日」から、早4年。「あの日」以降、さらに5勝を重ね、今では通算11勝を誇る松山は、今年のマスターズでもメンタル面を良好に保ち、再びこの地で勝利することができるだろうか。
マスターズ2度目の優勝とうれし涙を是非とも見たいと願っている。






