【こち亀記念館レポ】亀有公園前派出所に、食べかけの闇鍋まで“完全再現”! 「まるで両さんの頭の中」な内部を公開

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闇鍋が放置された“両さんの部屋”も

 続いて4階は、厳選された名場面の複製原画が展示されている原画コーナー。3階に降りると、作中で両さんが金儲けのために発明した品々を、実際に体験できる遊びのフロアが。パネルに手を置くだけで等身大の麗子との相性を表示してくれる「麗子と相性診断」なるものも。ほかにも、コミックス第170巻に登場した「開運改名くん」や、同45巻で紹介された「縦に回る回転ずし」など盛り沢山。

 2階は永久名誉館長の両津の部屋で、マンガに登場した通りの両さんの狭い自室が食べかけの闇鍋や冷蔵庫の中まで再現されている。フロアの隅には登場人物のパネルが並ぶフォトスペースがあり、さらにその奥には「養生中」と書かれた謎のドアが。隅々まで見た人は“恐怖の体験”を味わえるはず。

 1階に降りる階段では「こち亀」の舞台となった地元の下町情緒をマンガと共に紹介するコーナーが。部長に追いかけられていなくても、亀有の街を散策した気分になってしまうかも。

撮影・本田武士

週刊新潮 2025年4月3日号掲載

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