「反日教育」の恐怖を中国人マンガ家が告発 「日本人学校10歳男児刺殺事件」の背景 「このままではまた日本人が」
9月18日、中国広東省深セン市で日本人学校に通う10歳の男子児童が、44歳の中国人の男に刃物で刺殺されるという痛ましい事件が発生した。事件当日は、満州事変の発端となった「柳条湖事件」(1931年)から93年目にあたる日だったこともあり、反日感情との関係が指摘されている。
日中戦争の終結から来年で80年、GDPでも日本を抜き去り世界第2位の大国に躍り出た中国で、今でも反日感情が収まらないのはなぜなのか。
「その背景にあるのが、反日教育と抗日ドラマです」――そう指摘するのは、中国出身の風刺漫画家・辣椒(ラージャオ)さんである。...