予算委員会中に「株価チャート」「不動産サイト」「スポーツくじ」をチェック… 自民党議員の“目を疑うような行動”

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委員会中に株価、不動産サイト、ショッピングサイトを凝視

 2月5日、朝10時に始まった委員会は午後5時を回っても続いていた。テーマは今国会の重要法案のひとつ「食料・農業・農村基本法改正」についてである。“米どころ”が選挙区の彼にとって他人事ではないはずだ。

 ところが手元のタブレットが映すのはショッピングサイトの「カバン」である。さらに別の日には、株価のチャートを凝視したり、不動産サイトやスポーツくじのページを閲覧したりする様子も見られた。

 ネットショッピング、投資、不動産、スポーツくじと、とにかくお金に関係したサイトが好きなのは、「貯蓄から投資へ」という政府方針とは関係なく本人の資質であろう。深読みすれば「カバン」は政界では資金力を意味する俗語だ。

 この塚田氏とはどういう人物か。

「ワインとか語って、キザな人なんだよね。選挙も熱がこもってなくて、この前も比例復活ですからね」(自民党関係者)

 舌禍とキザは、かつて秘書として仕えた麻生氏譲りなのかもしれない。

 それにしても政治とカネの問題がこれだけ注目されているのに、予算委員会というオープンな場でこういう振る舞いをしているのはどういう神経なのか。

 本人に聞いてみたところ、テンプレートのような弁明が返ってきたので、最後にご紹介しておこう。

「記憶が定かではなく、真偽の確認は困難です。しかしながら、それらの事項が真実であったならば、誤解を招くような挙動については真摯に受け止め謝罪するとともに、引き続き微力ながらわが国と新潟県の発展に尽力して参る所存にございます」

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