元日本兵・小野田寛郎さんの帰国後、政府がフィリピンに送った“3億円の見舞金” 算出根拠の内幕が明らかに

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前編【最後の日本兵「小野田寛郎さん」帰国から50年 性格分析や説得班の編成も…政府機密文書で明かされる“救出作戦”の全容】からのつづき

 今からちょうど50年前の昭和49(1974)年3月12日、「最後の日本兵」こと小野田寛郎氏が帰国した。47年10月に生存が確認されると、日本政府は翌48年4月まで3次にわたって捜索隊を派遣。だがすべて空振りに終わり、最終的には49年2月に冒険家の青年が接触に成功したことで帰国につながった。

「週刊新潮」は2016年、小野田氏の捜索と発見、帰国までの動きを記録した機密文書を情報公開請求で入手した。...

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