翻訳アプリの普及で外国語を学ぶ必要はなくなった? 一方、世間話や雑談に必要とされる「文脈依存的な知識」(古市憲寿)

  • ブックマーク

 全員に専属の翻訳家がつくような時代になった。それくらい自動翻訳の使い勝手がよくなっている。

 たとえばスマートフォンでニューヨークタイムズのウェブサイトを見てみよう。当然ながら英語である。しかし今やボタン一つで日本語に翻訳される。iPhoneで一般的なSafariというブラウザなら、画面左下の「ぁあ」という箇所をタップして「日本語に翻訳」を選べばいい。精度は100%ではないが、十分に概要くらいは理解できる。Androidならクロームというブラウザで画面右上あたりをタップすると「翻訳」が出てくるはずだ(機種やバージョンによって操作方法は違う場合があります)。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。