日テレ 春から土曜夜は有働MC「音楽番組」→「ドラマ2階建て」へ 大改編の狙いは

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個人視聴率も商売にならない

「確かに昭和の頃と比べ音楽番組は減りました。実際、日テレには、『ミュージックステーション』(テレ朝)のようなプライム帯のレギュラー音楽番組がありません。しかし、年一回放送している大型音楽特番『THE MUSIC DAY』のコア視聴率(13~19歳の個人視聴率)は、『世界の果てまでイッテQ!』を上回るほどです」

 音楽番組で視聴者をドラマに呼び込もうという戦略だろうか。

「それもありますが、編成の基本命題は『コア視聴率で他局を圧倒すること』なんです。今や世帯視聴率はおろか個人視聴率がいくら高くても、スポンサーはお金を出してくれません。コア視聴率の高さでスポンサーは出稿してくれます。事実、今年の個人視聴率で二冠を奪取しそうなテレ朝が、営業成績では日テレの6~7割に留まっているのはそのためです。いくら『ポツンと一軒家』や『ザワつく水曜日』の個人視聴率が高くても、コア視聴率で見ると『イッテQ』や『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』の半分も取れていないのです」

 日テレは今や、年間個人視聴率の三冠すら狙っていないということか。

「儲からないと制作費は出せませんから。コアを制するものはテレビの営業を制すと言っていいでしょう。現場の若手は、コア層に訴える番組やコーナーを考える毎日でしょう」

 ところで、水曜22時の空いた枠はどうなるのか。

「24日に『M-1グランプリ2023』(テレ朝・朝日放送テレビ制作)の裏で放送した『世界未開グルメ』を、この枠でレギュラー化します。『M-1』が世帯17・2%、個人12・2%の視聴率を取った一方で、世帯6・8%、個人4・1%と惨敗しました。これだけが少し心配です」

デイリー新潮編集部

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