「向こうは線引きしているようで…」 羽生結弦の親族が語った電撃離婚への“違和感”

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ほぼすべてのメディアが祝福トーン

 それは結婚発表をはるかに上回る衝撃だった。11月17日、羽生結弦(28)が突如自身の公式SNSで離婚を発表した一件。この唐突な発表の背景には、一体何があったのか――。

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 本人の説明によれば、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材と報道が原因だということで、過激なファンやメディアへの批判の声もある一方で、違和感を口にする人も少なくない。

 というのも、メディアに関していえば、羽生の結婚相手が不明だった時点と判明した直後こそ、それなりの報道は見られたものの、このところは沈静化していたといっていい状態だった。また、結婚相手をスクープした地元紙「日刊新周南」の記事をはじめ、ほぼすべてのメディアが祝福トーンで伝えており、特段、彼らの日常に踏み込んだものは見られない。さらに、羽生サイドが特定のメディアの取材に対して抗議をした形跡もない。

 最もネガティブな報道といえば、離婚発表後に週刊文春が掲載した彼のファミリー企業に関するものくらいだろうか。同誌によれば質問状を送付して9時間後に電撃離婚が発表されたのだという。

 誹謗中傷やストーカー行為についても、どのようなものがあったのかが不明なので、離婚という結論だけ伝えられても、一般には理解されづらい面もあるようだ。

「結弦はまだ大人としては未熟ですが…」

 羽生が結婚を発表したのは、8月4日のこと。そこからわずか105日というスピードで、今回の離婚発表に至ったわけだが、地元仙台市に住む彼の母方の祖母もこう腰を抜かすのだった。

「ちょうど『この秋ごろに奥さんと一緒に食事をしよう』と結弦と話をしていたので驚いています。結弦はまだ大人としては未熟ですが、これからの人生で成長していってほしい。お相手にはこのたび、誠意を込めて対応したと聞いています」

 羽生は、中学校の校長職を今年退職した父親と主婦の母親(61)、それに姉(33)の4人家族。昨年7月にフィギュア選手を引退し、プロスケーターとなった今も仙台市で暮らす。

 離婚した元妻の末延麻裕子さん(36)は山口県光市出身で、かつてはバイオリニストとして鳴らした才媛。彼との新婚生活は、仙台市内の緑豊かな地に立つ億ションの一部屋で送っていたようだが、同じマンションの住人でさえ、夫妻のツーショットを見たことはなかったという。「許可のない取材」をしていたというメディアでも、その種の写真を掲載したところは存在していない。

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