規制前の「脱法大麻」を毎月1万円、楽天でポチる20代有名私大卒OLの告白「大麻グミは本物の50%くらいの体感。3万円分買い足しました」

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海外との差

 HHCHも近日中に指定薬物になるということで、買い溜めに走っているというA子さん。「グミはあと5袋くらい買い足そうかな。そうしたら半年くらいは楽しめる」。7個入りで1袋7000円もするが、独身暮らしのA子さんにとっては家計を揺るがすほどの出費ではない。

 ただし、罪の意識がないわけではないという。

「いくら合法だと言っても背徳感はあります。会社の同僚には言えない。知り合いとは学生時代の気心の知れた友人とだけ、クラブに遊びに行く前とかにこっそり吸ったりして楽しんでいます。ゲートウェイドラッグになるという批判もわからないでもない。実際、物足りなくてもっと刺激を求めたくなる自分もいますから」

 一方で、騒ぎ過ぎだとも感じる。

「私だってニュースで騒いでいなければ、多分やってみることはなかったしハマることもなかった。こないだイギリスの友人に日本で起きている大麻グミの騒動の話をしたら、『日本は平和な国ね』と笑っていました。学生時代にパーティーでMDMAを試すくらい普通の国も存在するんです」

販売業者は「気をつけた方がいい」

 脱法大麻製品に危険はないのか。過去に取り扱っていた販売業者は「怪しい業者が多い。中に何が入っているかわからないので注意した方がいい」と警告する。

「広告で90%、高濃度とか謳っていますが、あんなのは適当。なぜなら、これまで指定薬物になった全ての製品の100%原液を試しましたが、どれもめちゃくちゃ効きました。全て薄めて売っているんです」

 すでに禁止された成分が混入している可能性もあるという。

「在庫を抱えている業者が混ぜて販売しているという話を聞いたことがある。逆に効き目がない商品を偽って、メルカリに出品している業者もいます」(同)

 まだまだイタチごっこは続きそうだ。

デイリー新潮編集部

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