おでんの主役「魚の練り物」が“消費量”激減から復活の兆し…「筋トレの相棒」という新たな魅力

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おでん自体は“国民食”だけれど

 各地で40度に迫る厳しい暑さが続いた今夏。猛暑・真夏日などの連続記録を更新しつつ、ようやく秋が到来した。数年前まで、この時季のコンビニのレジ付近には「お好みでどうぞ」と大・小のカップが置かれ、四角い銀色の鍋では何種類ものおでんダネが出汁に浸かっていた。

 ところが最近、店員の負担軽減や悪質な客のマナー違反などの影響で、おでん鍋が撤去され、鍋の上に1人前のおでんパックが申し訳なさそうに置かれるようになって、寂しく感じられる。温暖化に加え、そうしたコンビニの事情も反映してか、おでんの主役とも言える魚の“練り物”の生産・消費量がどんどん落ち込んでいるのだ。...

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