盗撮で逮捕の「山田養蜂場」専務が裏切った創価学会の教え 「実家は筋金入りの支援者で、熱心な政治活動も」

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「パパ活」で知り合った27歳女性に入浴施設での盗撮を依頼していたなどとして逮捕された、「山田養蜂場」の山田満生専務取締役(33・8月14日付で役員から解任)。近隣住民が語る容疑者の素顔と、熱心な政治活動の内容とは――。

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「お客様や弊社を支えてくださっている皆様に対し、申し訳ない気持ちしかございません」

 と肩を落とすのは、山田養蜂場の広報担当者である。

 お盆のニュースとなった同社の専務・山田容疑者の盗撮事件。容疑はSNSで知り合った女性に指示し、入浴施設の脱衣場で盗撮させ、動画を送らせたというもので、加えて、やはりSNSで知り合った17歳の女子高生にもわいせつ動画を送信させていたことが発覚。

「当社も報道で事件を初めて知ったんです」

 と広報担当者が言う。

「お盆休みでしたが幹部が集まり、解任を決めました。本人にも連絡をしていますが、現状応答はありません。仕事ぶりに問題はなく、不自然な様子もなかったのでただただ驚いています」

 容疑者は山田養蜂場の現社長・山田英生氏(66)の次男。同社は1948年創業のハチミツ製品製造・販売業者で、もともとは岡山県鏡野町に立つプレハブの小さな養蜂業者だったが、2代目の現社長が「ローヤルゼリー」の通信販売を手掛けて大ヒット。売り上げ約300億円を誇る優良企業になった。満生は2年前に専務に就任し、3代目としていずれ後を継ぐと見られていた。ちなみに子どもはいないが、既婚者である。

屋根にドームと天体望遠鏡のある豪邸

「周りは農家ばかりだけど、あの家だけは金持ちでね」

 とは、地元・鏡野町に住む容疑者の知人である。

「毎年夏には『山田養蜂場納涼祭』を主催し、最後に花火を打ち上げます。町に1億円を寄付したこともありましたよ。家もデカくて、満生が子どもの頃にお邪魔したことがあるけど、広い部屋にテレビが何台もあり、それぞれスーファミとかプレステとかゲーム機をつないで遊んでいましたね。トレーニング機器もジムみたいに並んでいましたよ」

 同家は後に、隣地にも新たな“豪邸”を建設。ここには屋根にドームと天体望遠鏡があるという。

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