小倉少子化担当大臣、極めて複雑な家庭環境を“兄”が明かす 「父の滞納税金は3400万円」 大臣は相続放棄していた

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1500万円の“臨時収入”

 父が所有していた箱根の建物と土地は2012年に差し押さえられた後、19年に解除されている。17年に父が亡くなると、兄のもとに国税局からの督促状が届き、計3400万円もの税金の滞納が発覚。現職国会議員の実父が税金を滞納していたのだから、何とも腑に落ちない。別の親族にこの件を聞くと、

「関わりたくないのでお引き取りください」

 なぜか、過剰な拒否反応を示すばかり。また、將信氏にはこの間、“臨時収入”もあった。前述した王子の土地を17年、交番を新設するという警視庁(登記簿上は東京都)に売却したのだ。この時点で土地は將信氏を含め、9人が所有権を有していた。

「売却益は1人当たり約1500万円でした」(兄)

 生後9カ月で贈与され、大金に化けた王子の土地。將信氏には濡れ手で粟の約1500万円が懐に入ったことになる。

 さて、これらについて当の將信氏にぶつけると、代理人弁護士を通じて回答があった。

「小倉將信は公人ですが、親族らは私人であり(中略)回答の必要がありません。ただし、督促状を受け取ったことはなく、税金を滞納している事実を知りませんでした。(父の)財産については相続放棄しています。(両親の)離婚は事実です」

 政治家、とりわけ大臣ともなれば、資産の由来その他もまた、その人物を判断する材料となりえるのだが――。5月18日発売の「週刊新潮」では、小倉大臣自身のスピード離婚とその背景にある母との密接すぎる関係性まで、「公人」の素顔に迫っている。

「週刊新潮」2023年5月25日号

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週刊新潮 2023年5月25日号掲載

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