“璃花子を国会議員にする” 復活を果たした池江選手に今も執着するなべおさみ

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安倍総理との関係

 芸能関係者が言う。

「日本選手権の後、なべさんは周囲に“璃花子の活躍を見たか? オレのおかげで優勝したんだ”とか“璃花子の力だけでは無理なんだ。オレが気を送ったから復活したんだ”と吹聴している。よほどうれしかったんだろうけど、池江選手の調子が悪い時は“オレのパワーが減っていたから”と言い訳していた。まあ、いつものことなんだけどね」

 かねてなべは「気」や「パワー」を送ることで、何人もの著名人の命を救ったと豪語してきた。そこには福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長(82)や、昨年7月に死去した安倍晋三元総理も含まれるという。

 自民党関係者が解説する。

「なべさんが安倍総理と親しかったのは事実です。6年前、彼は瑠美子夫人との金婚式パーティーを開こうとしていたが、その半年前に奥さんが亡くなった。それでもなべさんはパーティーを中止せず“幻の金婚式”というしのぶ会にしたところ、そこに安倍総理が顔を出された。ワシントンでトランプ大統領と首脳会談に臨み、帰国した翌日のことでした」

“璃花子を国会議員にしようとしていたのに”

 それだけに、総理の死後は肩を落としていたという。

「“最近は忙しくてなかなか会えなかったから、パワーが減ってたんだよな……”と責任を感じていた様子でした。東京五輪に出場した池江が成績不振に終わったことから、なべさんは安倍総理に池江を自民党から出馬させるよう持ち掛けていた。総理の死後はしばらく“璃花子を国会議員にしようとしていたのに計画が変わってしまった”と嘆いていましたよ。最近は“いつかはやらせるつもりだ”と鼻息を荒くしていますが」

 なべと安倍家の付き合いは、安倍晋太郎元外相の頃にさかのぼる。そうしたこともあり、総理を殺害した山上徹也被告には怒り心頭の様子だったそうだ。

「最近は“璃花子の人生を変えてオレの計画を台無しにしてくれた”“絶対にあの男を許さない。死刑になるよう各方面に働きかけている”など、物騒なことを口走っていますよ」

 今度は当選したばかりの岸家の御曹司に近づくつもりだろうか。

週刊新潮 2023年5月4・11日号掲載

ワイド特集「スティ・ゴールド」より

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