【舞いあがれ!】ようやく判明したオープニング映像に隠されていた「秘密」とは

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オープニング映像に隠されていた「秘密」

「じゃあ大学の航空工学科進学と航空学校で学んだ理由は何なんだ?」と言う声も上がるだろうが、その答えはほぼ出た。

 大学の人力飛行機サークル「なにわバードマン」の2年先輩である刈谷博文(高杉真宙・26)と玉本淳(細川岳・30)が会社を立ち上げ、電動垂直離着機「空飛ぶクルマ」の開発に乗り出していた。

 舞は刈谷たちと東大阪の工場群を結び付け、技術面や製造面で協力するはず。開発には欠かせないテストパイロット役はおそらく舞だ。ほかに操縦士免許を持つ者がいないのだから。舞はきっと東大阪から、舞いあがる。

 ここでオープニング動画を思い浮かべていただきたい。紙飛行機がばらもん凧に変わり、それがプロペラ機になり、舞が乗るはずだった旅客機になって、次は見慣れない飛行物体になる。後部にプロペラをガードしているような円状のフレームが付いている。

 この飛行物体とホンダが既に開発を終えている電動垂直離着機「eVTOL」のシルエットがそっくりなのである。見比べると唸るほどだ。さらに「eVTOL」は117話で刈谷が舞に見せた電動垂直離着機の完成予想図とも相似形。その飛行物体は最後に3羽の鳥と一緒になる。やはり相当、計算された作品だった。

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