ウクライナ人学生を「難民貴族」「泥棒」呼ばわり…前橋市の日本語学校理事長が「30万円払え」と言い出したウラ事情

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困惑の前橋市

 事態を把握した前橋市は昨年11月、アカデミー側と協議を行ったが、清水理事長は「市は30万円を支払え」という主張を繰り返すだけで全くの平行線に終わったという。

 今回の騒動を受け、前橋市の文化国際課はコメントを発表している。全文を紹介しよう。

《市内日本語教育機関が身元保証人として受け入れる場合は、身元保証人の責務を考慮し、10万円を上限として補助することとしました。この点はニッポンアカデミー側にも説明をし、現に10万円の補助申請を6月以降に受付けています》

《このため本市としては補助制度をニッポンアカデミーが十分に理解しているものと考えていました。ところが、学生等からの苦情相談等の話が各所から入るようになった後、市に30万円補助金を支払えという主張に変わりました》

《どうしてこの様に主張が変わったかは市には理解できないものです。なお、6月に申請された補助金は現在のところ支給しておりません》(註:コメントは2月27日に受け取った)

デイリー新潮編集部

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