「女神の教室」VS「罠の戦争」「ブラッシュアップライフ」の明暗 テレビマンが分析する“リアリティ問題”

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 北川景子(36)が主演の月9ドラマ「女神の教室~リーガル青春白書~」(フジテレビ)が大苦戦中だ。このままでは平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯:以下同)が6%台になりかねないという。

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「女神の教室」の初回視聴率は10・5%とまずまずのスタートだった。ところが、第2話が7・9%、第3話が7・0%、それ以降は6%台(第4話=6・5%、第5話=6・8%、第6話=6・3%、第7話=6・6%)にまで落ちた。これまでの平均視聴率は約7・3%。6%台は目前だ。

 ちなみに、フジの月9枠で歴代最低を記録した芳根京子が主演の「海月姫(くらげひめ)」(2018年1月期)は平均6・1%だった。初回の8・6%に始まり、第7話で全話最低の4・9%を記録した結果だった。

 民放プロデューサーは言う。

「『女神の教室』がよかったのは初回だけ。今後、各話5%台まで落ちると、平均6%台が見えてきます。月9はここ数年でようやく勢いを取り戻しつつあったのに、まさかこんな結果になるとは思ってもみなかったでしょう」

 人気の北川を主演に迎えてこの結果だ。何がいけなかったのか。

「原因はハッキリしていると思います。あまりのリアリティのなさに、視聴者がそっぽを向いたのでしょう」

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