アメリカ軍の凄すぎる「気球撃墜大作戦」 炭疽菌を積んで飛ばされたら日本は一巻の終わり

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「気球に聞いてください」

 中国が気球を輸出用の兵器として売り出そうと考えていることは前に触れた。理論上は、それを北朝鮮が購入し、細菌・化学兵器を積んで日本に飛ばすことも可能だ。

 気球に何が積まれているのか分からない──充分な調査が難しいとなると、日本政府は撃墜の決定を迅速には下せないかもしれない。

 ちなみに、防衛相だった河野氏が「安全保障に影響はございません」と断言した記者会見は2020年6月23日に開かれた。記者が気球について「また日本に戻ってくるという可能性はないんでしょうか」と質問すると、河野氏は「気球に聞いてください」と、ほんの少し笑いながら答えた。このような態度では、気球の撃墜は無理だと付け加えておこう。

デイリー新潮編集部

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