【袴田事件】再審請求の審理終了、西嶋弁護団長が心境を語る「裁判官は腹を括ってくれるかもしれませんが…」

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「袴田事件」の第2次再審請求差し戻し審の東京高裁(大善文男裁判長)での審理は、昨年12月5日の弁護団のプレゼンテーションと、袴田巖さん(86)の姉・ひで子さん(90)の意見陳述ですべてが終わった。あとは再審開始の決定を待つだけだ。年が明けて筆者は、事件に関係するある重要人物を訪ねたのだが――。1966年6月、静岡県清水市(現・静岡市清水区)で味噌製造会社の専務一家4人が殺された袴田事件。その犯人とされた巖さんが再審を求める戦いを追う連載「袴田事件と世界一の姉」の28回目は、西嶋勝彦弁護団長にこれまでの裁判を振り返ってもらった。...

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